漫画を英語で。COOL JAPAN!!

英語が分からなくても楽しめる記事を書いています!日本の漫画の英語バージョンにはカッコいいセリフや変な訳され方、ニュアンスの違いなどがたくさん見られる。面白いのをピックアップして紹介しています。

「これが人体錬成を・・・神様とやらの領域・・・」エドの名言をハガレン英語版で!!

今回は鋼の錬金術師の主人公であるエドの

かなり最初のほうの名言の紹介をしまーーす!!

 

もしかしたら一番最初の名言かもしれないです!!

 

 

 

 

こちらのシーン!!

 

 

 

 

 

 

 

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「これが人体錬成を・・・神様とやらの領域を侵した咎人の姿だ!!」

 

 

これは名シーンですよね!

っていうかこの次のシーンが名シーンなんですよね!!(笑)

 

 

ある女の子が死んでしまった恋人をよみがえらせたがっていたんですが

その考え方が間違っているとわからせるために

エドとアルがこのセリフを言ったわけです。

 

エドとアルは1度母親を生き返らせるために人体錬成を試みて

それに失敗し自分の体を失うことになってますからね。

 

このエドの名言は

「人を生き返らせようとしたらこんな目にあうぞ!!」

っていうことを忠告しています!

 

 

「神様とやらの領域」っていうのはつまり

人間を生き返らせるっていう行為のことですね。

 

 

 

そしてこの次のシーンでエドがマントを脱いで

オートメイルの腕を見せつけたんですねー!!

 

 

ちなみにそのシーンがエドがオートメイルを出した最初です。

ここでみんな「鋼の錬金術師」の意味が分かったんですよね!

腕と足が鋼でできていたんです!

 

 

 

 

それではこの人体錬成の危険さをエドが訴えたシーンを

英語版でも見てみましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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"This is what happens when you use alchemy on humans...

  This is what happens to sinners who trespass in god's domain !!"

 

 

結構難しい単語が出てきましたねー!

でも難しい単語が多いとセリフがかっこよく見えますね!!(笑)

 

 

このセリフの英語解説すんの難しいなー。

僕は英文法を論理的に説明するのは苦手なんです。

っていうかできないんです!(笑)

 

ちゃんと文法の構造とかを勉強しないでとにかく

いろいろ読んで聞いてしゃべってを繰り返して

英語をできるようになったので・・・。

 

英文を読んで意味を理解できても文法を解説しろと言われたら・・・。(笑)

 

 

とりあえず簡単に。

1行目

"This is what happens when you use alchemy on humans..."

「これが人間に錬金術を使ったら起こることだ」

 

"This is what happens ~" は「これが~起こることだ」ですかね。

 

"alchemy" は「錬金術

"use alchemy" で「錬金術を使う」

"use alchemy on humans" で「人間に錬金術を使う」ですね。

 

 

2行目

"This is what happens to sinners who trespass in god's domain !!"

「これが神の領域を侵害した罪人に起こることだ!」

 

難しい単語多いですねー。

 

"This is what happens" は同じですね。

 

"sinner" は「罪人」です。"sin" で「罪」という意味です。

"trespass" で「侵入する、侵害する」

"domain" は「領土、領域」という意味です。

 

 

どれもちょっと難しい単語ですが、このセリフを覚えちゃえば

単語の意味も一緒に頭に入るしなかなか忘れませんよー!

 

これが漫画の名言を英語で学ぶメリットですねー。

好きなセリフだから英語で知りたくなるし、その英語がかっこよくて

覚えちゃえばその名言に含まれてる英文法も英単語も

一緒に覚えられて一石二鳥なわけです!!

 

 

このブログで紹介してる名言の英語版を片っ端から覚えていけば

英語力もかなり上がると思います!!(笑)

 

以上!エドの名言の英語版でしたー!!

 

 

「人間なんだよ、たった一人の女の子さえ助けてやれない」エドの名言をハガレン英語版で!!

またまたハガレン英語版からの名言の紹介です!!

 

今回のは第1巻で登場したやつなのでかなり初期の名言ということですねー!

エドが心折れそうになった時のむなしい叫びです!

 

 

それではまずは日本語版のシーンを見てみましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「人間なんだよ、たった一人の女の子さえ助けてやれない

 ちっぽけな人間だ・・・・・・!!」

 

 

さて、このシーンはいつのだったか覚えてますか?

 

たった一人の女の子って誰のことを言っているのか覚えてます!?

 

 

 

女の子はニーナです!!

 

キメラを開発している錬金術師のタッカーってやつがいましたよね。

その娘がニーナっていう子で、実験成果を出すために

タッカーは娘のニーナと飼い犬を練成して人間の言葉をしゃべる

キメラを作り出したんですよね。

 

 

エドとアルはそのニーナと仲良くしていたので、

その子を助けることができなくて自分たちの無力さを知ったんです。

 

これは第1巻の話なのでかなり初期の出来事ですが

エドたちはずっとこのことを気にしているんですよねー。

最後のほうになってもニーナを救うことができなかったことを

悔やんでまた同じことが起きないように頑張ってますからね!!

 

 

さて、このエドの名言は英語版ではどうなっているのでしょうか!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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"We're humans. We can't even save one little girl.

  We're just pathetic human beings...!"

 

 

いい感じですね。

エドの感じている惨めさがこの英語版のセリフでも出ていますね!

 

 

ちょっと難しい単語もありました。

が、とりあえす最初から解説していきましょう!!

 

 

"We're humans" 「俺たちは人間なんだ」

 

"We can't even save one little girl."

この "even" はポイントですね!「~でさえ」っていう意味になります!

「俺たちは1人の小さな女の子さえ救えない」

 

"We're just pathetic human beings."

出てきましたね、難しい単語が!

"pathetic" は「痛ましい、哀れな、惨めな」という意味です。

"pathetic human beings" で「惨めな人間」ということですね。

つまり、何もできないちっぽけで惨めな、という意味です!

 

この "pathetic" ってたまに映画とかの悪役が使ってますね!

"How pathetic!!" で「なんと惨めな!!」っていう感じ。

ギャグとしては使えるので覚えておきましょう!!(笑)

 

 

その次の "human being" は "human" と同じです。「人間」ですね。

ですが一応ニュアンスの違いはあるんですよねー。

僕もちゃんと知っているわけではないですし

今まで聞いてきたうえでのイメージでしかわからないんですが・・・。

 

簡単に言えば "human" は「人」。 "human being" は「人類」ですかね。

・・・それぞれを日本語にするのも難しいですが(笑)

 

とりあえずふつーに「人」とか「人間」って言いたいときは

"human" でいいと思います。

もし他の動物と区別して「人類」っていう種を言いたいときには

"human being" を使ったほうがいいですね。

例えば「人類は他の多くの動物と地球で共存している」

とか言うときには "human being" を使うべきですね。

 

まー実際はどっち使っても間違いにはならないので

無理に考える必要はないと思いますよ!!(笑)

 

 

 

それではエドの名言に話を戻しましょう!!

 

"We're humans. We can't even save one little girl.

  We're just pathetic human beings...!"

 

「おれ達は人間なんだ。俺たちは1人の小さな女の子さえ救えない。

 俺たちはただのちっぽけな人間だ。」

という感じになりますね!!

 

"pathetic" と "human being" 覚えましたかー!!?

実際に自分で例文を作ってその単語を使ってみるのが覚えるコツです!

 

 

「いい演出だろう?ヒューズ中佐」エンヴィーの最低な名言をハガレン英語版で!!

今回紹介するのはホムンクルスのエンヴィーの名言です!!

 

こういうのを名言っていうのかわかんないですが。

極悪非道の、読者の怒りを買ったであろう名言ですね!

 

 

僕もこのシーンを読んだときはムカつきましたからねー。

 

 

ちなみにエンヴィーの名前の意味は知ってますか?

英語のスペルは "Envy" です。意味は「妬み、嫉妬」ですね。

 

ホムンクルスたちの名前はオリジナルであるお父様から

切り離された「人間の欲」の名前がついてるんですよね。

なのでほかにも色々と英語の名前がありますが

それは今度まとめた記事を書きたいと思いまーす!!

 

 

 

 

それではとりあえずエンヴィーの極悪名言を日本語版で見てみましょう!!

 

 

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「いい演出だろう?ヒューズ中佐」

 

これはエンヴィーがヒューズを殺したシーンです。

 

 

エンヴィーは自分の姿をだれにでも自由に変えることのできる

ホムンクルスなんですよね。

そしてエンヴィーはヒューズを殺す時にヒューズの愛する奥さんに

変身して彼が躊躇したところを殺したんです!

 

 

ほら~。極悪非道~。

 

 

ヒューズはいっつもいっつも娘と奥さんの自慢話をして

周りにウザがられているほどの愛妻家なんですよ!!

 

それをわかった上でエンヴィーは最後に愛する妻の姿で

ヒューズをぶっ殺しやがったんです!!

 

ほら~。極悪非道~。

 

 

 

そのあとの「くそったれ・・・」っていうのはヒューズのセリフです。

最後に無念をあらわした言葉ですね。

 

 

 

 

それでは英語版のシーンを見てみましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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"Pretty good acting huh...  Lieutenant colonel Hughes?"

 

 

この英語を見てちょっと疑問を持った人もいると思います。

 

"Pretty" ですねー。

プリティーって基本的には「かわいい」っていう意味で認識していると思います。

でも英語を勉強していれば "Pretty" の違う使い方にすぐ出会いますよ!

しかも結構よく使うんですよねー。

 

このセリフでの "Pretty" の意味は「とても、かなり」です!!

つまり "very" と同じような感じですね!

 

"acting" は「演技、芝居」です。

 

なので "Pretty good acting" は「すごくいい演技」という意味ですね。

「かわいくて良い演技」じゃないですよ!?

 

この "Pretty" を「とても」という意味で使う用法は

特にしゃべり言葉の時によく出てくるので覚えておきましょう!!

 

 

 

"Lieutenant colonel" は「中佐」です。

「ルーテナントカーネル」と読みます。

ハガレン英語版で軍隊の階級を紹介している記事があるので

ぜひそちらも読んでみてくださいねー!!

 

「ヒューズ」の英語のスペルは "Hughes" ですね。読みずらい。(笑)

 

 

というわけでエンヴィーのセリフは

"Pretty good acting huh...  Lieutenant colonel Hughes?"

「とってもいい演技だろ、ヒューズ中佐?」となりますね!

 

 

 

そのあとのヒューズの無念のつぶやきですが日本語版では

「くそったれ・・・」でしたね!

英語版では "Oh my g..." って書いてあります。

これはおそらく "Oh my god" か "Oh my goodness" か "Oh my gosh" ですね。

全部ほとんど同じ意味です。

「なんてこった!、信じらんねー!」って感じですね。

 

この場面で "Oh my god" を使うのはちょっと違和感がありますけど・・。

ヒューズは「ちくしょう!」っていう意味で言ったセリフですよね!

なので "Shit !!" とか "goddamn !!" とかがいいと思うんですが

たぶん外国では漫画にこういう表現を載せられないんだと思います。

両方とも「ちくしょう!、くそっ!」という意味です。

 

こういう言葉は映画とかだったら山ほど出てくる

誰もが使っちゃう表現なんですが漫画には全く出てきませんね。

子供が読むものという前提なので下品な表現には規制があるんです。

外国はこういうのにめちゃくちゃ厳しいですからねー!!

 

 

 

ということでエンヴィーがヒューズを殺す時に言った

極悪非道な名言の英語版でしたー!!