「戦わなければ勝てない」進撃の巨人の名セリフを英語版で。
進撃の巨人の中で何度か登場した名セリフがあります。
小さいころにエレンがミカサに言った言葉で
ミカサはその言葉を大事に心に刻んでいるようです。
エレンとミカサの出会ったシーンを憶えていますか?
ミカサの家にエレンとお父さんで訪問したらミカサの両親が殺されていた。
そしてエレンを犯人たちに捕まっているミカサを見つけます。
エレンは犯人を2人殺しましたが最後の一人に追い詰められました。
そこでエレンは後ろにいたミカサに「戦え!!」といいます。
そのあとにこの名セリフが登場しました!!
「戦わなければ勝てない・・・」
そしてミカサは犯人の最後の一人を殺しました。
その後2人は成長して兵士になった時にも、もう一度このセリフは登場しますね。
巨人が壁の内側にあふれていてもう絶望的な状況だったとき。
今度はミカサがあの時のセリフを言いました。
このようにまた同じセリフが登場しているので
この名セリフはミカサにとって大事な言葉だということが分かりますね!!
英語版でもかっこよくなってますよ!!
こちらです!
"If you don't fight, we can't win..." "If I don't fight...I can't win."
主語が違っていますが両方とも同じ意味になっています。
If you don't fight 「もしおまえが戦わなかったら」
we can't win 「俺たちは勝てない」
カッコいいしなんか、しっくりきます(笑)
もともとアメリカにあった名言かのような感じがします。
ちなみにこのように漫画で作者が重要だとしているセリフなんかは
作中で間をあけて何回か登場したりしますよね。
ですが英語版ではその名セリフの訳が同じになっていないという
問題がたびたび発見できます(笑)
つまり原作者は「この大事なセリフをまた登場させよう」と思って
作品を書いているかもしれませんが、翻訳者にとってはただの
一つのセリフにすぎないわけです。
なので同じセリフが2回目に登場したときに翻訳者は
前に一回出てることなんて憶えていないってことがあるんです!!
日本語版では大事なシーンで何度か登場する名言が
英語版では毎回ちょっと違う訳され方になっちゃう問題(笑)
スラムダンクで安西先生の名言「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
は2回登場しますが、英語版では1回目と2回目で全く違うセリフです(笑)