ファールの種類が違うよ!!スラムダンク英語版のミス発見!!
やりましたよ皆さん!!!
また英語版のマンガから翻訳ミスを発見してやりました!!(笑)
今回はスラムダンクからの紹介です。
セリフの翻訳のニュアンスが違うんだよなー、とかじゃなくて!
完全なるミスを見つけましたので!!
まずは日本語版のシーンをご覧ください。
ゴリのほうのセリフですね。
「ディスクォリファイイングファウル」
コマの下に注釈が入っていますね。
「ディスクォリファイイングファウル」とは、
[すごく悪質なファウル。ただちに失格、退場になる。]
とのことですね。
このシーンは、たしか地区大会一回戦だったかな。
花道はすでにファウルを4つもらっていてあと1回ファウルをしたら退場でした。
そこで花道は相手の頭にダンクをぶちかましたんですねー。
すぐさま花道は審判に退場を宣告されました。
そこでゴリは審判に「ディスクォリファイイングファウル?」と質問しました。
つまり「わざとやった悪質なファウルと判断して一発退場にしたんですか?」
という質問をしたんです。
それに対して審判は「いや、5ファウル」と。
つまり「ディスクォリファイイングファウルではなくて普通のファウルだけど
どうせこれでファウル5回目だから退場ね。」ということです。
バスケはファウルを5回すると退場ですので。
さー、このシーンの状況を理解いただけましたか?
それでは英語版のシーンを見てみましょう!!
"Flagrant foul" (フレグラントファウル)
ファウルの名前が違いますね。
注釈には日本語版と同じように「即座に退場となる」と書いてあります。
このシーンを英語版で読んだときに
ファウルの名前が違うことにはすぐに気づきました。
実は最初は「日本とアメリカでファウルの名前が違うのかなー」と思って
別に翻訳ミスとかじゃなくてただ単に
「アメリカと日本の違いを発見しちゃいましたよー」みたいな感じで
ネタ切れの時用のクソつまらん記事にでもしよーかと思っていたわけです。
ですが!!これは翻訳ミスだったんですねー!!!
見つけてやりましたよ!コノヤローー!!(笑)
先ほども言いましたが僕は初めはこの日本語版と英語版のファウル、
「ディスクォリファイイングファウル」と「フレグラントファウル」は
日本とアメリカのルール上名前が違うだけで
内容は同じものだと思っていたんです!!
だって注釈では両方とも「即座に退場になる」というような
説明がありましたからねー。
だがしかし!!この2つのファウルは全然違うものでした!!
説明しますね!
日本語版い書いてある「ディスクォリファイイングファウル」は、
注釈にある通り「悪質で即座に退場になるファウル」です。
英語版の「フレグラントファウル」は
「悪質なファウル」なのですが退場にはなんないんです!!!
英語版のほうの注釈にも「即座に退場になる」と、ありますが、
あれはウソです!完全にミスです!!(笑)
翻訳家さんは原作とは全く違うファウルを英語版に載せてしまいました。
ちなみに「ディスクォリファイイングファウル」は
アメリカのバスケでも「ディスクォリファイイングファウル」のままっぽいです。
いや~ここで分かったことはですねー、
バスケマンガの翻訳家さんは、翻訳技術だけでなく
バスケの知識も十分にある人じゃないといけない!!ということ。
翻訳家さんはバスケあんまりわからなくて
バスケのファウルをちょっと調べて「これだ!」ってなっちゃったんですかね。
今回は僕も結構頑張って調べました。・・・以上です!!