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英語が分からなくても楽しめる記事を書いています!日本の漫画の英語バージョンにはカッコいいセリフや変な訳され方、ニュアンスの違いなどがたくさん見られる。面白いのをピックアップして紹介しています。

「理由など・・・とうに忘れた!!」エルバフの戦士のでかすぎる名言をワンピース英語版で!!

今回紹介するのはワンピース英語版から、

巨人族・エルバフの戦士ブロギーとドリーのでかすぎる名言です!!

 

 

 

エルバフの戦士の名言は2つ紹介したいと思います!!

 

1つはリトルガーデン編で一番カッコいいと思われる名言ですね。

もう1つは僕が個人的に好きなブロギーさんの言葉です!

 

 

 

このエルバフの戦士たちの名言には特徴があります!

それは小さな事を気にしない巨大なやつらであることと

エルバフの信念である「戦士の誇り」を守ることを

一番に考えているということですね。

 

つまり簡単に言うと、勝負に命を賭けていてその信念を貫くことだけを

考えている奴らだってことです!!

 

 

 

それではまずは1つ目の名言を日本語版で見てみましょう!!

 

 

 

 

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「理由など とうに忘れた!!!」

 

 

この二人は巨人です。

その中でも戦いに命をささげる一族エルバフの伝説のリーダー2人ですね。

 

この2人はかれこれ100年間ほどこの無人島で決闘をし続けているんです。

 

そこでルフィが「何で戦ってんの?」と聞いたんです。

 

そしたら「理由などとうに忘れた!!」と。

 

 

つまり、この決闘を始めた理由なんて100年前のことだから忘れたけど

おれ達は戦い続ける!!ってことですね。

 

 

 

こんなこと言ったらウソップに怒られるけど・・・

 

アホじゃないですか。

戦いの理由忘れたのに命がけの戦いをし続けるっておかしいでしょ。

 

 

でもそれがエルバフの誇りなんですよねー!!

 

 

 

 

さーそれでは英語版のシーンに行きましょう!!

 

 

 

 

 

 

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"The reason we fight....   ....is long forgotten !!!!"

 

これを直訳すると

「我々が戦っている理由は・・・長く忘れられたものだ!!」ですかね。

 

 

まず

"The reason we fight" で「私たちが戦っている理由」

 

"long forgotten" は「長く忘れられた、懐かしい」という意味です。

 

"long forgotten memory" で「長く忘れられた記憶」

"long forgotten promise" で「長く忘れられていた(昔の)約束」

という感じで使われます。

 

 

この "long forgotten" ってカッコいいんで実際使いたいですね!!

 

 

 

 

 

 

そしてもう1つの名言に行ってみましょう!!

 

 

 

 

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「そうまでして決闘を望む戦士に!!情けなどかけられるものか!!」

 

 

このセリフは何のときに言ったか覚えてますかー?

 

 

このブロギーさんがMr.3に捕まったとですね。

相方のドリーは酒に爆弾を仕掛けられて大ダメージを負った状態で

いつものようにブロギーとの決闘に行って

100年の戦いの末ついにブロギーが勝利しました。

 

ですがブロギーはドリーの状態がおかしいということに気が付いていたんです。

ですが手加減せずにちゃんと本気で戦ってドリーを倒しました。

 

 

ドリーの異変に気づいていたと聞いたMr.3が

「ウソだ。ぜんぜん同情しないで本気で斬っていたじゃないか!!」と言うと

ブロギーはこの名言を放ったんですねー!!

 

 

100年間戦い続けてきて、部外者が邪魔に入ってダメージを受けても

それを隠してこの戦いを続けようとした戦士の気持ちを

踏みにじることはできない!!ということですね!!

 

 

 

このセリフはすごく好きです。

 

英語版を見てみましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

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結構難しい英語がたくさん出てきましたよー。

 

でもなかなか大事な使える英語なので覚えましょう!!

 

 

まずは "willing to" ですね。

「~をいとわない、~する意思がある」という意味です。

 

"suffer" は「苦しむ」です。

 

"willing to suffer" で「苦しむことをいとわない」って感じです。

 

 

その次の "in order to" はみんな知っていると思います。「~するために」です。

"in order to fight" で「戦うために」ですね。

 

 

右側のセリフ全体を訳すと

"When he was willing to suffer so in order to fight"

「彼が戦うために苦しみをいとわない時に」です。

 

 

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それでは次行きます!!

 

 

"How could I" で「どうして~できようか!(とても~できない)」です。

 

"dishonor" は「名誉を汚す」

"dishonor him by ○○"で「○○によって彼の名誉を汚す」となりますね。

 

"showing mercy" で「慈悲、情け」です。

 

 

左側のセリフを全て訳すと

"How could I dishonor him by showing mercy!!?"

「とても情けをかけて彼の名誉を汚すなんてできない!」ですね。

 

 

 

それでは全部つなげてみましょう!!

 

 

"When he was willing to suffer so in order to fight"

"How could I dishonor him by showing mercy!!?"

 

「彼が戦うために苦しむことをいとわない時に

私はとても情けをかけて彼の名誉を汚すようなことはできない!!」

 

ちょっと直訳だとややこしくなっちゃいますね(笑)

「彼がダメージを隠して戦おうとしているのに

情けで手加減なんてしたら彼の名誉が傷つく!!!」ってことです。

 

 

とってもカッコいい名言だと思いますねー。

エルバフらしいです!!

 

 

ここで出てきた英語で特に覚えてほしいのは "willing to" ですね。

これが使えたらとても便利ですよー!!

 

"I'm willing to help you !!" 「あなたを助けることをいとわない。」

"I'm willing to pay a high price for that."

「私はそれになら高いお金を払っても構わない。」

 

こんな感じで「~することをいとわない、~してもかまわない」

っていう意味なのでどんどん練習して使いましょう!!