「夢見させるようなことを言うな!」木暮のあの名言を勝手に変えるな、英語版!
結構前の記事になりますが、
木暮の名言「夢見させるようなことを言うな!」の英語版
を紹介したことがありましたね!!
コチラの記事です!(読まなくてもいいです。)
そこで紹介したのがこのシーンですね!!
木暮が、当時不良だったミッチーにブチギレて言った名言です。
そして、その英語版がこちらになります!!
で、まー英語についてとかちょっと解説したりしたわけです。
その後しばらくしてですねー・・・
悲しい事件が起きてしまいました。
スラダン英語版だけで何回目でしょうか!!?
何回か出てくる名言の翻訳が毎回違う問題です!!
・・・まー今までの記事をあまり読んでいない人は
僕が何言ってんのかよくわかんないですよね。(笑)
簡単に説明しますね!
英語版のマンガに見られる典型的なミスのパターンの一つの話なんです、
「何回か出てくる名言の翻訳が毎回違う問題」っていうのは。
マンガに出てきた名言ってストーリーの中で
何回か登場したりしますよね?
たとえば安西先生の名言「あきらめたらそこで試合終了ですよ」とか。
序盤でこのセリフが出てきて、ストーリーの終盤で
もう1回このセリフが登場するんですよねー。
ですが!!英語版ではそのセリフの翻訳が1回目と2回目で違うんですよ!
つまり、日本語版では重要な名言として2回同じセリフが登場したのに
英語版では1回目と2回目でまったく違うセリフになっちゃってるんです!
これが英語版のマンガによく見られる
「何回か出てくる名言の翻訳が毎回違う問題」です!!
そして今回紹介する木暮の名言「夢見させるようなことを言うな!」の英語版も
その典型的なミスの被害にあってしまっているんです!!
しかも今までのよりもひどいミスなんですよねー。
先ほど上に載せた写真が一回目に登場したときのシーンです。
そして、2回目のシーンがこちら。
全く同じシーンに見えますねー。
っていうか同じなんですけどね。
これはいわゆる回想シーンで出てきたんです。
つまり昔の出来事を思い出している場面で昔のコマをそのまま載せているんです。
木暮が陵南戦のめちゃくちゃいいところで3ポイントシュートを決めた瞬間
走馬灯のように昔のつらかった日々を思い出したんですよねー。
そしてこの思い出シーンで出てきたときの英語版がこちらです!!
最初に上に貼ったシーンの英語版は
"You made promises and then you walked away !!" でしたね。
そして今回の英語版は
"Don't get our hopes up !!" です。
全く違うセリフになっちゃいましたね。(笑)
わかりやすく全部並べてみましょう!!
日本語版で初めに出た時。
日本語版で回想シーンで出てきたとき。
はい。日本語版の2つはもちろん同じになっていますね。
回想シーンですから。前に出たコマをコピーしてそのまま貼るだけです。
そして英語版で最初に出た時。
英語版の回想シーンで出てきた時。
このように違うセリフに変身しちゃっています。
これは完全にミスですよね!!?(笑)
しかも今までの「何回か出てくる名言の翻訳が毎回違う問題」とは一味違います。
今までのは、前に出てきた名言を違う場面でまたそのキャラクターが言う、
という場面を紹介していました。
そして日本語版では同じセリフだったのに英語版では
翻訳家さんが違う訳を付けてしまっている、という状況でした。
ですが今回のは回想シーンです!!!
訳を変えちゃってるとかそういう問題じゃなくて!
ここにはただ単に前のシーンのコピーを貼らなきゃいけないんですよ!!
翻訳ミスとかじゃなくて、これは業務のミスです!!
っていうか翻訳しているときにこれが回想シーンだってことは
誰でも絶対100%わかりますよね!!?
だから前に英語版に訳したときのシーンを持った来て
それを写さなきゃいけないんですよね(笑)
なのに回想シーンは回想シーンでまた翻訳しなおしちゃったんですね。
こんなこと普通にわかると思うんですが・・・。
誰か英語が分かって本当に漫画好きの人が
ちゃんとチェックしてあげないとダメですね!!(笑)