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英語が分からなくても楽しめる記事を書いています!日本の漫画の英語バージョンにはカッコいいセリフや変な訳され方、ニュアンスの違いなどがたくさん見られる。面白いのをピックアップして紹介しています。

「お前の手は人を殺す手じゃない・・・」エドがウィンリィに言った名言を英語版で!!

今回紹介する名言はエドがウィンリィに向けて言った名言です!

 

エドは結構カッコいい!って感じの名言が多いですが

これから紹介するのはちょっと感動の良いセリフです!

 

 

みなさん覚えてますかねー。

僕はかなり印象的なシーンだったので完全に覚えていますよー!

 

 

こちらのシーンです!

 

 

 

 

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「おまえの手は人を殺す手じゃない 人を生かす手だ」

 

 

いいこと言いますねー、エドは。・・・たまに。

 

 

 

ウィンリィは自分の両親を殺した張本人であるスカーを目の前にして

手元にあった拳銃をかまえたんです。

 

スカーも「お前には俺を殺す権利がある」的なことを言ってたんですよねー。

 

でもエドとアルは必死にウィンリィを止めようとします!

一度人を殺してしまったらウィンリィが人殺しになってしまいますからね。

 

 

そしてもう引き金を引いてしまう寸前でエドがウィンリィ

この名言を言って止めることができました。

 

 

この名言の意味は分かりますか?

 

ウィンリィの仕事は義手やオートメイルの技師です。

手足を失って生きる希望をなくした人たちを救う仕事なんですね。

 

一度緊急事態に出産に立ち会ってウィンリィの頑張りで

母子の命を救ったこともありました。

 

だからエドは

「おまえの手は人を殺す手じゃない 人を生かす手だ」

という言葉をかけたんですねー。

 

 

マジでいいこと言いますね!!(笑)

 

 

さーそれでは英語版のほうも見てみましょうか!

 

 

 

 

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"Your hands weren't meant to take people's lives."

"They were meant to save them."

 

 

はい、英語版でもすごくいいセリフになっていました。

 

 

"meant to" っていうところの意味は分かるでしょうか?

"be meant to" で「~のためにある、~することになっている」です。

 

"take life" で「殺す」という意味になります。

通常だと「殺す」は "kill" を使いますよね。

ですがこの "take life" には「殺す」というより「命を奪う」みたいな

ちょっとカッコいい言い方のニュアンスになると思います。

 

最後に"lives" とありますが、これは "life" の複数形です。

"lifes" じゃなくて "lives" になるんですねー。

 

ということで一行目はこうなります。

"Your hands weren't meant to take people's lives."

「お前の手は人々の命を奪うためにあるんじゃない」

 

直訳するとこうなっちゃいますがつまり

「お前の手は人を殺しちゃいけない」ってことですね。

 

 

 

そして2行目!!

"They were meant to save them."

 

この"They" は "Your hands" つまり「ウィンリィの手」です。

 

それでまた "be meant to" 「~のためにある」の形が来てます。

最後の "them" は "people's lives" ですね。

 

2行目をまとめると

"They were meant to save them."

「その手は人々の命を救うためにあるんだ」という感じです。

 

 

 

 

今回の名言に登場した "be meant to" という表現ですが

結構使える場面も多い実用的な表現ですよー。

 

とても似た意味で "be supposed to" というフレーズもあります。

これは「~することになっている、~しなければいけない」という意味です。

 

僕はこっちの "be supposed to" のほうがよく使う気がします。

例えば

"I was supposed to finish my work by seven."

「私は仕事を7時までに終えることになっていた」とか

"You were supposed to pick up John !"

「お前ジョンを迎えに行くことになってただろ。」とかですね。

 

 

この表現は本当に良く使えますのでぜひ覚えてほしいですねー。

 

 

 

それではエドがウィンリィを引き留めた名言でした!!