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英語が分からなくても楽しめる記事を書いています!日本の漫画の英語バージョンにはカッコいいセリフや変な訳され方、ニュアンスの違いなどがたくさん見られる。面白いのをピックアップして紹介しています。

メガネ君とメガネ。一応違うんだけど英語版では!?

メガネ君(木暮)は英語版では"four eyes"と呼ばれているという話をしました。

 

 

そしてスラムダンク10巻でこんなシーンがあります。

 

 

 

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翔陽高校の花形という選手がいます。彼もメガネをかけています。

 

桜木はこの花形を「メガネ!」と呼んで喧嘩を売るんです(笑)

 

ここで見て分かるように横のコマで「メガネ君」と「メガネ」の

 

違いを強調していますね。

 

 

仲間である木暮には「メガネ君」(君付けしてちょっとだけ丁寧)

 

敵である花形には「メガネ」(君をつけないで失礼)

 

 

このように桜木も一応仲間と敵を区別して君付けすることによって

 

多少のリスペクト感を示しているわけです(笑)

 

 

では、英語版ではどうなっているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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・・・2人ともfour eyesになっちゃってますね。

 

つまり英語版での桜木は仲間も敵も関係ない!

 

メガネかけてたら全員four eyesだ!!ということですねー。

 

 

ここでも原作作者の意図とは少しだけ違うものになっている気がします。

 

まー大した問題ではないですがね!!