漫画を英語で。COOL JAPAN!!

英語が分からなくても楽しめる記事を書いています!日本の漫画の英語バージョンにはカッコいいセリフや変な訳され方、ニュアンスの違いなどがたくさん見られる。面白いのをピックアップして紹介しています。

スラムダンク桜木の名言「天才ですから」英語版では!?

さーまたまた僕の一番大好きな漫画スラムダンクから名言の紹介です。

 

 

主人公、桜木花道は日ごろからずーっと自分のことを天才と呼んでいます。

 

ちょっといいプレーをしただけですぐに天才ぶっています(笑)

 

 

その「自分は天才発言」は作品を通してずっと半分ギャグのような

 

面白要素として登場していたのですが・・・

 

 

いっちばん最後のシーンでだけこの「自分は天才発言」が

 

めちゃくちゃかっこよく書かれているんですねー。

 

 

 

 

 

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さて、このカッコいい名言は英語版ではどうなっているのでしょうか?

 

 

こちらです!!

 

 

 

 

 

 

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" I'm a phenom. "   (アイム ア フェノム)

 

僕は最初読んだときに、あれ?と思いました。

 

 

少しでも英語をやっている人は思ったかもしれませんが

 

天才って英語で"genius"(ジーニアス)じゃないの?ってことです。

 

 

絶対に"I'm a genius."が来ると思っていたのですが・・・。

 

 

 

では、"phenom"(フェノム)とは何でしょうか。

 

辞書で調べてみると

 

phenom= (スポーツなどで)非凡な人、天才」

 

と書いてありました。

 

 

なるほど!!(スポーツなどで)というのがポイントですね。

 

これならgeniusよりもphenomのほうが合っているのがわかります。

 

 

geniusはIQが高かったり勉強ができたりする天才のことですね。

 

つまりgeniusは桜木花道とは真逆を意味します(笑)

 

それに対してphenomはスポーツなどの運動の天才。

 

 

 

 

ですがスラムダンク英語版の前半のほうでは"genius"が多く使われていました。

 

後半になっていきなり"phenom"に切り替わってちょっと混乱しました。

 

 

たぶん翻訳家さんが「こいつgeniusじゃなくてphenomだなー」って

 

途中で気づいたんじゃないでしょうか(笑)